2023年12月14日午後は、Hiraiwa Vietnam 社は日本市場に向けダナンへの投資促進オンラインセミナーを開催しました。 本セミナーには、在ダナン日本国総領事館、ダナン投資促進支援委員会、ジェトロ・ホーチミン、並びに海外生産拠点設立、新市場展開を検討している日本の企業や投資家150社以上が参加しました。
セミナーに出席した在ダナン日本国総領事矢ヶ部義則様は、「ベトナムは、日本企業の海外進出として引き続き大きな注目を集めています。」と述べました。
ダナンは、地域のハイテク製造、情報技術産業、商業、金融、教育などの中心地となるという長期的な経済発展目標を設定しています。 同市はこの目標を達成するために投資を誘致しようと努力をしています。 矢ヶ部義則総領事は、「進出企業に対しては、可能な限り応援していきたい」と宣言しました。
ジェトロ・ホーチミンの代表者によると、ダナン市の地価はハノイやホーチミン市に比べて3分の1、人件費は20%低いです。 固い地盤など生産活動に必要な労働力やインフラが確保されているため、杭工事のコストが削減され、工場建設価格も他の地域に比べて安価です。 リエンチュウ港、ハイテクパークに隣接する新しい工業団地やクラスター、集中情報技術パーク、工業団地、ソフトウェアパークは効果的に稼働していて、近い将来、投資家に多くの利便性をもたらすと話しました。
セミナーで講演した投資促進支援委員会副委員長のド・ティ・クイン・トラム氏は、現在ダナンでは日本からのFDIプロジェクトが228件あり、総投資額が10億ドルを超え、同市のFDI 総投資額の25%を占めていると述べました。日本の進出企業は、これまで市内で何千人もの労働者を雇用し、経済発展に積極的に貢献してきました。 日本企業はダナン市が競争上の優位性と発展の可能性を有する産業や分野(ハイテク、情報技術、半導体チップ産業、裾野産業、金融、高品質のサービス、物流...)へ投資するように同市は引き続き呼びかけています。
Hiraiwa Vietnam 社とNakamoto Packs Vietnam 社の代表者は、投資の経験、手順、手続きについて共有しました。 ベトナム中部地域全般、特にダナン市には日本企業の投資がまだ少ない一方、この地域には特に工業企業、情報技術産業、物流などの発展の可能性がまだたくさんあると述べました。