-ベトナム現地レポート-
「ダナン三日月オープン_2022年6月」
日本のニュースでも取り上げられましたが、ベトナム中部のダナン市にホテル三日月がオープンしました。岸田首相やグエン・スアン・フック ベトナム国家主席がオープンセレモニーにて祝電を送ったことから、ベトナムでも大きなニュースとして取り上げられました。今月のレポートでは筆者が実際に宿泊したので、その感想も交え、レポート致します。
- ダナン三日月について
ダナン三日月は2022年6月8日にすべての施設が完成し、ダナンビーチ初の5スターホテルとしてオープンしました。ベトナム進出のきっかけは日本の労働者不足・建設費の高騰・少子高齢化等の諸問題がリゾート開発の長期経営計画に大きな影響を与えることの危機感からでした。ダナン市に進出を決めた理由は勝浦ホテル三日月の湾に似ていることやダナンビーチエリアに5スターホテルがまだ1軒もなかったからとのことです。本プロジェクトはJETROの新輸出大国コンソーシアムの支援を受けて進められ、日本企業による最大の観光投資金額:3兆9千億ベトナムドン(約234億円)が投資され、建設されました。
ダナン三日月の施設を見てみますと、以下4つのエリアに分かれています。
①温泉&アクアドームZONE(ドーム面積1ha、365日楽しめる温浴テーマパーク)
②ホテル&レストランZONE(22階建て、客室294室)
③ガーデンラグーンZONE(ベトナム最長450メートルの流れるプール、富士山モニュメント)
④オーシャンZONE(ダナン湾に面する飲食、バンケット施設)
<➀温泉&アクアドーム>
<②ホテル入口>
<③ガーデンラグーンZONE>
- ダナン三日月に宿泊してみて
筆者は6月18日にダナン三日月に1泊しましたが、ターゲットと見込んでいるベトナム人(親子三世代)が多く泊まっており、とても賑やかでした。部屋もベトナム人家族連れを想定して4名1室での料金を設定しています。ホテル内は和の基調で統一され、ベトナム東照宮や富士山モニュメントも設置されており、日本を感じられる空間でした。各部屋には露天風呂も設置されており、家族でゆっくりとくつろげる空間でもありました。また、浴衣や白い恋人等のお菓子も売店で販売されており、浴衣を着ている方も多く見受けられました。その中でも温泉&アクアドームZONEはウォータースライダーや流れるプール・温泉等があり、多くの子供で賑わっていました。
今後は当敷地外にも歩行者天国やナイトマーケットなどが整備されるとのことで、益々の盛り上がりが期待されます。
ダナン三日月 外観
エントランス
部屋の様子
レストラン 朝食
部屋の中の露天風呂
ベトナム東照宮
フードコート
ウォータースライダー・流れるプール
売店(浴衣、日本のお菓子販売)
以上
(1ベトナムドン≒0.006円)
KIRABOSHI BUSINESS CONSULTING VIETNAM CO.,LTD.
福田