2024年10月18日、ダナン市の経済・社会に関する最新情報を収集すると共にダナン市の事例を調査するために、愛知県市町村振興協会の研修者団体様はダナン市を視察し、ダナン投資促進支援委員会(IPA Danang)と面談を行いました。
面談で、委員長ヒュン・リエン・フォン氏は「IPA Danangはダナン市人民員会に直属する部署であり、国内・国外投資家に対して、投資視察段階から投資実施段階までの全期間を通じ、サポートを提供する任命を担っている。」とIPA Danangの事業を紹介して、ダナン市のビジネス・投資環境の最新情報を提供しました。同市は①リゾート物件に結び付いた質の高い観光とサービス、②ロジスティクスサービスに結ぶ付いた海港、空港、③スタットアップ及びイノベーション都市に結び付いたハイテク製造、④DX化する経済と結びついた情報技術・電子通信産業、⑤ハイテク農業と漁業の5つの重要な分野に主点を置いて、経済を推進しています。
ダナン市は45ヵ国とテリトリーから直接投資を受け入れていて、現在迄の累計件数が1,016件、累計投資額が43.5億米ドルに達しました。その中、日本は261件、11.4億米ドルで、第1位の投資パートナとなり、部品加工・製造、情報技術、教育、医療、サービス、観光に投資しています。2024年1月から5月迄の日本旅行者数は6万5千人に上って、ダナン市のトップファイブ旅行国ランクに入りました。
稲沢市の早川将成様は、「GDP県内総生産ランキングで東京都と大阪府を次いで、日本の第3位である愛知県では、TOYOTAを始めとする自動車産業・航空産業が有名で、愛知県の主な産業が輸送用機械、鉄鋼業、生産用機械となっている。」と述べました。
面談の後半では、両側は意見交換を行って、高度人材育成、投資誘致措置、投資手続き、工業団地開発など、有益な情報をお互いに共有することができました。